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10月の着物コーディネート

鞠小路スタイル講師の10月の秋のコーディネートをご紹介します。

ほぼ毎日着物を着ている講師たちの実際のコーディネートを参考にしていただければと思います。
講師の工夫した点を含めご紹介いたします。

お届けするのは、京都教室の中尾です。

京都教室 中尾の10月着物

10月からは、着物は「袷(あわせ)」の季節に入ります。
8月9月と、このコラムでは無地の着物の着回しをテーマにしていました。
今月は、柄物同士でコーディネートしようと思います。
ちょうど、10月初めに京都・東京両教室で「唯一無二之会」関連のイベントがございますので、大島紬織元「関絹織物」の代表・関さんに見立てていただいたコーディネートをご紹介します。

◆秋らしく

全身 茶帯 緑と黄色 近写 茶帯 緑と黄色

関絹織物ではおなじみの横段(ボーダー)模様の大島紬です。最高級の絹糸を、泥と植物で何十回も手染めして出す深い色。手織りです。さらっとしていながらしっとり感もあり、極上の着心地です。
帯は、西陣の名匠「手すくい織 杉村」の袋帯です。青と緑の紐のような模様はモール糸が使用されています。
帯締めは、入手さえ難しい「平田組紐」のもの。深緑と一部は黄色です。
帯揚げも緑で、秋らしい装いになりました。

◆春が近づいたら

全身 茶帯 ベージュと薄ピンク近写 茶帯 ベージュと薄ピンク

先ほどと同じ着物と帯で、小物だけを変えました。
帯締めも同じ「平田組紐」の角朝帯締めです。 ごく薄いピンクとブルー。
帯揚げも薄ベージュ系で、白っぽい小物ばかりです。
「春が近づいたら、こんな風に小物だけ明るくするだけで違うでしょう?」
関さんがアドバイスして下さいました。

◆カラフルな帯締めで

全身 茶帯 ベージュとカラフル近写 ベージュとカラフル

先ほどのコーデから、帯締めだけを変えました。同じく「平田組紐」のものです。
多色の糸がとてもきれいです。帯締め単体で存在感があって、かつ色調が着物や帯と合っているので個性的ながら調和のあるコーディネートです。

◆帯を変えてコーディネート

全身 ベージュと薄ピンク 近写 ベージュと薄ピンク

帯を変えました。これも「手すくい織 杉村」の袋帯で、上述の関さんが色を決めたものです。画像では限界がありますが、午後遅い時間の空の色と同じで、一目惚れして購入しました。
帯締めと帯揚げも先述のコーデで使用した組み合わせです。
全体が明るい雰囲気になりました。

 ◆少し外して遊び心を

全身 緑と黄色 近写 緑と黄色

今度は帯締めと帯揚げを緑系に変えました。着物と帯には緑色は含まれていないので、
少しにぎやかな、遊び心ある雰囲気になりました。
あえて小物を、着物と帯にない色にするのも面白くなります。

いかがでしょうか?
「唯一無二之会」大島紬「関絹織物」さんの一式コーディネートをご紹介しました。
私はこの着物を購入して3年目ですが、毎年これが着られる季節が楽しみです。
無二之会から、全く知らなかった着物のおしゃれの仕方を教えていただきました。
皆様もぜひ10月の両教室のイベントで、本物の良さに触れていただきたいです。